一歩目 エンカク操作

 
〜前書き〜
   いや〜 中級講座開設ですよ もう君たちは HSPにも慣れ 使いこなしてるでしょう
   と言うことで 中級講座では びみょーに方針を変えていきますね
   とある人・・・「と言うことで 今回からはわしが講師じゃ!」
   オヤブン・・・「ちがう!」
   ・・・まぁさておき 今回はexec命令からだ
〜EXEC〜
   今回は結構すごい事をします 何をするかと言うと
    HSPからアプリケーションを実行してみたいと思います
   アプリケーションとは 簡単に言うとプログラムです Excelとか 電卓ソフトとか
    すでにパソコンに入ってる別のソフトのことだね
   そんなのをHSPから実行させてみたいと思います
   それをしてくれるのが exec 命令です
   早速やってみよう

	
	exec "notepad.exe"	;notepadを起動する
	stop			;ストップ

   これだけです
   実行すると きっとメモ帳が出てくると思います(パソコンによっては出てこないかもしれない)
   
   では解説をしよう

   exec "notepad.exe"   ;notepadを起動する

   これは メモ帳を起動させるための命令だ
   exec命令は " " のあいだに入れた名前のプログラムを
     起動してくれる 上のやつでは notepad.exe となっているが これはメモ帳のファイル名である
   だから これを実行すると メモ帳が開いたのだ!
 
〜不思議なこと〜
   所で なぜexecのファイル名がnotepad.exeとしただけで メモ帳が起動したのだろうか
   上のプログラムと同じ場所に notepad.exe があったわけじゃないのに・・・
 
   じつはパスのせいなのです
   パスとは・・・例えばメモ帳はパソコンの
   「Cドライブ」の中の 「Windows」フォルダの中に「notepad.exe」という名前で保存されてます
   だから本当はexecのファイル名は
     c:¥windows¥notepad.exe と書く必要があるのです
   ためしにやってみますか

	
	exec "c:¥¥windows¥¥notepad.exe"	;notepadを起動する
	stop			;ストップ

   ほら 分かってもらえたかな? (¥が¥¥に、なってるのは無視してください)
   notepad.exe とだけかいても c:¥windows¥notepad.exe と書いたのと 同じことなんです
   な〜んでかな? って話に戻りますけど パスですね
     Windowsフォルダには パスが指定されていて
     Windowsフォルダに入っているファイルは いちいち さっきのような
     長い名前を指定しなくても notepad.exe だけで c:¥windows¥notepad.exe
     と書いたのと同じ意味になるのです
   このパスのおかげで ファイル名だけでファイルを指定できるのです
   だたし パスは Windows フォルダだけのお得なサービス 他のフォルダではパスが無いから こんなことは出来ない
 
   長い説明になりましたが
   とにかく exec "notepad.exe"で exec "c:¥¥windows¥¥notepad.exe"と書かれたのと同じになるのだ!
        注意:exec "c:¥¥windows¥¥notepad.exe"で ¥ の所が ¥¥ になってるのは 
           HSPの性質上 ¥ は ¥¥ と書かないといけないからです
           本当は c:¥windows¥notepad.exe だけどHSPじゃ c:¥¥windows¥¥notepad.exe と、書くのだ
 
   今回はややこしい説明をしてしまってスミマセン
   まとめましょう

まとめ〜

     exec "???"・・・""に入れられた名前のプログラムを起動する(実行する)

パスとは・・・パスはCドライブのWindowsフォルダに設定されていて

        Windowsフォルダに保存されているファイルは 名前を指定するだけで

        そのファイルを指定することが出来る

 

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