NPNにしろ、PNPにしろエミッタとコレクタというのは似た構造になっている。それは名前からも分かるよね、NPNもPNPもベースが違うだけで2つは一緒。なのでエミッタとコレクタを逆にしても使えるはずなんです。
さて、トランジスタを使ったプッシュプル回路の入力と出力がこんな感じだとします(負荷はキャパシタ)
トランジスタのスイッチが切れてもう一方のスイッチが入りキャリアが移動し始めるまで黄色がジャンプしているところとかが特徴的で面白いね^^
さて、ここで片方のトランジスタのエミッタとコレクタを逆にしてみましょう。すると、こんな感じになります。下がりきらないですね。明らかに逆にした方のトランジスタの電流の流れが悪くなかなかキャパシタに溜まったキャリアが抜けてくれていません。
エミッタとコレクタの型は確かに同じ半導体の型ですが、半導体の純度など調整が行われているそうです。
「動くけど〜性能悪いよ」って感じですね。