そろそろ真面目にイラスト覚えるべきか

そろそろ真面目にイラストを覚えるときがきたかもしれない。

作りたいアプリがあるとき、プログラムはかけるサーバーサイドも大丈夫、いわゆるUIUXデザインも行けるし(この言い方嫌いだけどね)チーム開発も慣れてる。

ただ、絵が描けない。

イラストレーターは使える。影だの何だの使えるけど、オオカミすら書けない。ペンで書けないんだからパソコンでも書けない。

配置とかフォントサイズとかそういうのは何とかする手法は勉強したからダメでないものは作れるんだけど、絵が描けない。正確に言うと描けるんだけど、いい絵が描けない。

ここで思い出すのは「アプリベンチャーやりたいんだよね」と言って「ただ、俺はプログラム出来ないんだよね」って言うの。それを聞くと「いやいや、覚えればいいじゃん」って思うんだけど、それはそっくりそのまま今の僕に当てはまる。

ただやろうと思ったときに思うのは、絵はセンスが要求される。プログラムは覚えればそれ以上ないし動くものが作れる。動けば100%完成で動かなければ0%完成。

だけど絵は0%はなくてとりあえず何かはかけるからどんなダメなやつでも1%ぐらいにはなる。しかも完成品形がないから100%じゃなくて150%とかが起きるし評価が人による。プログラムなら誰が見てもボタンが押せるかどうかなんてのは明らかだから誰であっても完成かどうかは評価できるのに。

だからどんなに勉強しても上手くならないかもしれない。そもそも勉強法があるのかも怪しい。

そうやって言い訳してきたけど、ただ、プログラムに本当にセンスがいらないのかはちょっと怪しい。

仮に動きが完璧だったとしてその箱を開けた中身がどうなっているかはセンスじゃなかろうか。1つ思うのは完璧な仕様書は書けないはず。例えば「今日押したボタンが明日の朝も同じ位置にあること」とは仕様書には書いてない。だからテストしないけど違うかもしれないわけだよね。こういうのは例えばボタンの上に日付表示があって10/1はOKだけど10/11だとボタンがずれるってのがあり得る。ずれて欲しくないなら仕様書に書かないといけないけど何パターン必要だろうか。ネットワークがないとき、押した場所の経度がちょうど0だったとき、予期しない性別データがあったとき。書ききれるはずもない。書ききれるというなら例えばそのタイミングで電源に2000vのサージが来てデータバスのの1つだけが破損してビットが1回だけ反転した場合の仕様は?

完璧な仕様が不可能なら仕様書にない領域の動きはさきい言った内部によって決まるわけだけど、それはセンスなんじゃないだろうか。

つまり全ての想定が不可能な限り対策を勉強するなんてのは不可能なんだからそれはセンスと呼べる気がする。そしてそれならセンスは磨けられるものな気がする。
この”センス”は絵の”センス”とは同じ属性なんじゃないかな。絵が上手い人がプログラムが上手いかどうかじゃなくて、勉強不可能なものみたいな意味で。

そう思うと絵をやってみないわけにはいかなくなってきたので、イラストの勉強を始めることにする。