起業が怖いって高学歴だからじゃないか

今日は起業家関係で早稲田の学生含めたメンバーからインタビューを受けてたんだけど、その中に「起業怖くないですか、食いっぱぐれる心配とか」ってのがあって、そのときは

「町歩けばコンビニとか絶対人募集してるし、絶対仕事あるんだから死ぬ心配なんてしてない。死なないから大丈夫」

って言ってたんだけど、家に帰った今ふと思ったけど

食いっぱぐれ怖いって高学歴だから思うことじゃないか?

正直質問受けたときに「なにを心配してるんだろう」って思ってた。
いや、言いたいことわかるけど。

それがふと家に帰って思ったのは、起業の反対側に就職ってのがあって、就職が食いっぱぐれないと思ってるのがあるんじゃないかと。だから就職というのは安心みたいに思ってるのかもしれないなと。

どっちもただの仕事だよ?

これは高学歴な人に多い考え方なんじゃないか。
なぜ就職したら食いっぱぐれないと思ってるのか。

社長をやろうと社員をやろうとお金を稼げなければ終わりなのは一緒。
桃太郎で、もし仮に誘われたサルが「桃太郎さん社長やるなんてすごいっす」とか言ってたら「いや、大して変わらんじゃん。きびだんごはあげるけど鬼倒せなきゃ運命共同だよ」って言われてもおかしくないよね。会社は人数多いから薄れるだけで。

それを安心って思ってるのは結構危険だと思ってこの記事書いてて、
むしろその会社のそのポジションでしか通用しないことでお金を稼ぐ(そう、「お金を稼ぐ」んです)のは、個人としてはリスクがあって、それも大企業ほど。
ポジション変わったり、会社変わったときに通用しない可能性がある。

桃太郎は社長として次はボルデモートを退治しに行くかもしれないけど、犬は鬼の中でも青鬼倒す訓練しかしてないときに、会社がもう鬼倒さないってなったら困るし、青鬼やってる会社以外に行けない。

だからって就職がだめって意味じゃないけど、リスクの種類が違うだけで、むしろ現代なら時代が変わって鬼が変わっても大丈夫なように訓練しとかないと、ある日きびだんご配給が終わるかもしれないし、ずっと1日1個から変わらないかもしれないリスクを持ってて、逆に今日・明日鬼が倒せなくてもとりあえずきびだんごをもらえる安心材料はあるけど、鬼倒せてないから、一時的なものでしかない。

大学に行く人が割と少ない低偏差値の高校から早稲田行った身からすると、高学歴な人は生きていく・仕事をする ということに盲目的で無頓着な人が多い気がしているからぜひ一回考えてみて欲しい。